「緊急要望書」7月9日、市長へ提出!

志政会は7月9日に6月28日の磐田市で発生した線状降水帯による浸水被害を受け早急なる対策強化を求める要望書を草地博昭市長に提出しました。

要望の内容は以下の通りです。

                 緊急要望書

令和4年、令和5年の台風により、磐田市は大きな被害を受けその復旧作業が続いている。また今年も、6月28日の線状降水帯により、3年連続となる浸水被害を受けた。磐田市においては、「想定を上回る洪水が毎年起こり得る」という前提に立ち、今後の対策が必要であると考える。

これから本格的な台風シーズンを迎え、さらなる水害も心配されることから、県と連携した迅速な対応を行うため、災害対策につき、以下、緊急に要望する。

                    

〇上野部川・雨垂川の越水地点における堤防の「かさ上げ」の検討、及び県への働きかけ

・令和4年から3年連続して浸水被害に遭われた住民がいる。越水地点に関しては他の部分と比べ低くなっているなど、今後も同様の被害が想定されるため、市としての堤防かさ上げの検討と、県管理部分においては、県へその働きかけを行うこと

〇上野部川への水の流量を減らすための「調整池」の検討

・上野部川は流域治水対策として、天竜川への放水路の検討及び河川整備計画への位置づけが進められている状況だが、完成には時間を要し、その間の毎年の浸水被害が心配されることから、上野部川の水量を低減する調整池の設置を検討すること

〇上野部川・雨垂川の今回の出水により溜まった土砂・流木の撤去

・台風シーズンを迎え、さらなる水害が心配されることから、今回の出水により、河川や土砂溜まりに堆積した土砂・流木の速やかな撤去を行うこと。また、県管理部分においては、県へその働きかけを行うこと

〇内水氾濫が毎年に起き、近年その状況が悪化している上野部・下野部地区の対応策の検討

・毎年、内水氾濫により、交通や民家への被害が起きている。今後も同様の被害が心配されることから、その対応策の検討を迅速に進めること

以上

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